容疑者xの献身☆東野圭吾

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

 
タイトルが変わっててどんな内容なんだろうと思って読み始めたけど、数学って実は美しい学問なのねって気付かされた話だった(笑)?!って締めたくなるほど、正直、最後の数10ページにくるまで、この本がなんでベストセラーになってるのか良く分からなかった。
推理ものなんだけど犯人は最初からわかっていて、それがばれないかヒヤヒヤするんだけど、主人公xが数学の研究者になれなかった数学教師だから彼のセリフや状況設定が小難しくて、少しでも読み飛ばすとどんどん分からなくなる感じ?!
理数系だった私でも難解・・・・(汗)。
でも、最後にきたね〜。さすが東野圭吾優しく、そしてあざやかに大どんでん返しをしかけてきた。
最後読み終えたら放心状態。温かいものがふわーっとね。
この結末にはいろんな解釈があると思うけど、靖子さん(もうひとりの主人公)、大事なものを見つけられてよかったって感じですか。
ベストセラーには訳があると唸らされた1冊でした!