県庁の星

県庁の星

県庁の星

<あらすじ>初の民間人事交流研修に選ばれ、県庁からスーパーに派遣された主人公。果たして”民間”でやっていけるのか?

う〜ん、もっとお役人vs民間という切り口で両者の違いを鮮明にしつつ、戦ってくれるのかと期待して読んだけど、どこの職場にもいそうな高学歴の融通のきかない男が少しづつ周囲に溶け込んでいくって感じの非常にあさ〜い映画のシナリオのような内容だった。
これだったらテリー伊藤の「お笑い外務省」の方がよっぽど面白かったぞ。ってちょっとジャンルが違うか。。。
主人公が織田裕二のキャラと重ならなかったけど、映画にしたらそこそこ面白くなるのかも。それぞれのエピソードでは、ちょこっとホロリとしたしね。
ゆるーいほのぼのエピソードがちりばめられてるけど、その中で気に入った一文がこれ。

ってさ、凄く身近にあるんだよ。俺たちギリギリのところで生きてんだよ。気付かないだけでね。明日死ぬかもしれないなら、今日とことん楽しんでおかなきゃね。』
楽しいことを先延ばしにして今を貯金するような生き方をこれまでしてきた私。だけど最近、いまを楽しまないでいつ楽しむの?って思うようになったんだ。
ねっ、毎日とことん楽しんで前向きに生きていこう!!!