嫌われ松子の一生

久々に本のご紹介。

嫌われ松子の一生

嫌われ松子の一生


映画にもなった嫌われ松子の一生

嫌われ松子ってあるけど、とってもピュアな松子さんが
人生を転落していく物語。

頭がいい人、だけど好きになる男が問題。
松子さんはひたむきに生きていて、気が付いたら応援しながら読んでいた。

松子さんの甥にあたる若者カップルが、松子さんの一生を調べていくうちに
自分探しをしていくという流れもいい。


結構な文字量なんだけど、途中からグングン引きこまれてとまらなくなった。


結末が現代らしい憤りを感じる事件で終わるので
フィクションみたいで、余計に心に残った作品。